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新しいフードが合わないってホント!?ドッグフードの切り替え方法

ワンちゃんのライフステージの変化や健康管理などに合わせてドッグフードを切り替えることがありますが、今回はそのときに注意することなどを調べていきたいと思います。

ドッグフードの切り替えで気を付けること

ワンちゃんが今まで与えていたドッグフードを食べなくなったり、もっと健康的なドッグフードを発見したりして、「早く食べさせてあげたい!」と気持ちがはやってしまいそうですが、ドッグフードの切り替えには注意が必要なのです。

フードの切り替えで多いトラブルが、「嘔吐」、「下痢」などの消化器症状で、他には「毛艶」「涙やけ」「便の変化」です。

また、アレルギーやアトピーのワンちゃんの場合には、「食物アレルギー」に注意してあげることが必要となります。

いずれもワンちゃんの健康状態に問題がなければ、ドッグフードの栄養組成や消化率の問題が考えられるので、これらをあらかじめチェックしてトラブル対処に役立ちます。

ドッグフードの成分に注意

はじめに今までのドッグフードの成分と、切り替えたいドッグフードの成分に注目します。

タンパク質の種類や含有率の違い、脂質の違い、炭水化物の種類や含有率の違いなど、どの部分に違いがあるのかを見ていきます。

ここで大きく変わっている成分の違いを把握していると、ワンちゃんの体調変化が見られたときに一つのチェック項目となります。

負担を少なくしてあげる

特に悪いものを食べさせてはいないのに、今までと違うドライフードを食べたというだけで、便が緩くなったり胃腸に負担がかかってしまったりしていることになるので、その負担を軽減してあげるような切り替え方を試みましょう。

ストレスを感じていないか注意

良かれと思って切り替えたことで、ワンちゃんがかなりのストレスを感じてしまい、最悪、フードを食べなくなってしまうケースもあるので注意が必要です。

食物不耐性やアレルギーが起こっていないかに注意

「食物不耐性」とは、ある食べ物や成分が犬の身体に合わないために起こる良くない反応のことで、これにより下痢や嘔吐などの症状を引き起こしてしまいます。

切り替えによるデメリットも

細かいお話ばかりをしてきましたが、ドッグフードを変えるのはメリット以上にデメリットもありますので、飼い主がケアをしながら切り替えていく必要があります。

また、幼いワンちゃんは新しいお家になれるだけでも、かなりのストレスを感じているので、できればしばらくの間はそれまでに慣れ親しんできたドッグフードを継続することが好ましいです。

次にドッグフードの上手に切り替える方法についてお話をしたいと思います。

先にお話をさせていただいたように、ワンちゃんの身体はドッグフードが変わることで様々な負担やストレスを感じることがあるので、上手に切り替えていく必要があります。

ドッグフードの上手に切り替える方法

これまでのドッフードに新しいドッグフードを1割~2割くらいの割合で混ぜていき、1~2週間ほどかけて全量を切り変えるようにしていく方法や、最初の2日は従来のフード7割に新しいフード3割を混ぜ、次の2日で半々ずつ混ぜ、さらに次の2日で今までのフード3割の新しいフード7割し、ここまで大丈夫そうであれば完全に新しいフードに切り替える方法もあります。

最後に

いずれにしても徐々に新しいドッグフードに、ワンちゃんの身体が慣れていくようにすることが大切で、これによりワンちゃんの身体への負担やストレスを軽減すること可能となります。

また原材料が良いもでも、それがワンちゃんの体質に合わないこともあるので、下痢や嘔吐などの症状が長引いてしまうときには、その切り替えたドッグフードが体質に合わない可能性も考えられるので、また違うドッグフードに変えることが必要となります。

獣医さんと相談しワンちゃんの様子を見ながら、長い目で見てあげることも大切なことです。

また、次々と新しいドッグフードを試すことは必要ではないのですが、ワンちゃんの時々の健康状態やライフステージなどでより良いものに切り替えていくようにしてあげたいものです。

ドッグフードを切り替えるときには、今まで食べていたものと原材料や成分の何がちがうのかを飼い主が把握しておくことが大切です。

ドッグフードを切り替えるメリットは、消化&吸収しやすくなるなどライフステージや健康状態に合わせて、ワンちゃんに負担なく栄養素を摂取できることです。

反対にデメリットは新しいフードになじむまでに、ワンちゃんの腸内環境の変化やストレスを感じてしまい、下痢や嘔吐などがあったり、最悪の場合にはフードを食べなくなってしまったりすることもあります。

これらのことを危惧した上でドッグフードを切り替えるときには、一気に全部変えてしまおうとしないで、ワンちゃんの様々な健康リスクを考えて少しずつ様子をみながら変えていきましょう。

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